2021年に開場50周年を迎えた鶴舞カントリー倶楽部は、その節目を機に「Great Courses for Great Players」のビジョンを掲げ大規模な改修工事を実施しました。
鶴舞カントリー倶楽部は、井上誠一氏設計による歴史と伝統あるコースです。時代の変化とともに、ゴルファーのニーズも多様化しており、より快適で楽しめるコースを求める声が高まっていました。
このような背景から、クラブは、コースの原点を尊重しつつ、現代のゴルファーのニーズに応えるための大規模な改修工事を実施しました。
グリーンの改修は、コースの顔ともいうべき重要な要素です。約1年をかけた東西コースのオールドグリーンの改修工事では、第6世代の芝の品種として注目されるDC-1を導入し、高品質なグリーンを実現しました。DC-1は日本特有の高温多湿の気候に耐えることができる品種として高密度、ほふく性においてナンバー1と称された品種となっています。また、グリーンの形状も、経年変化した形状から井上誠一氏の設計意図を尊重しつつ、オリジナルデザインへの回帰により戦略性のあるコースへと生まれ変わりました。